算命学鑑定 Bluebird

大阪で算命学鑑定をしております

答えは自分の中にある

1月に鑑定を受けて下さった方から、近況報告のメールを頂きました。

 

その方はとある学校の試験を受けて、無事合格。

4月から新たな人生をスタートされます。

 

メールの最後で、

「また人生の岐路で迷うことがあったら、鑑定お願いします」

 

とのお言葉を頂き、大変嬉しく思いましたが、正直言うと、私は別に何もしてないんですよね。

いや、そう書くと語弊がありますけど、その方だけではなくて、皆さん、ほとんどご自分の中で答えは出ている。そしてその答えは宿命的に言っても正解なことが多い。

 

でも確信が持てないので、宿命的な裏付けを得たり、背中を押してもらうために鑑定に来られているのだなぁ、と最近はつくづく思います。

 

まず、人に話しているうちに、自然と自分の考えがまとまります。

ですから、可能な方はできるだけ対面鑑定に来て頂けたらと思います。

メール鑑定だと、相談者さんの感情が読み取れないので、一方通行になりがちで、伝わり方も半減しますし、ご自身で答えを導く力も弱くなります。

 

命式だけで分かることは、MAXでも6割くらいだと私は思っていますので、(6割行けばかなり凄いですが)、やはり対面で色々確認しながらお話するのが一番です。

 

表情を見ながらお話して、

「あ、この提案はイマイチしっくり来てはらないようだなー」と思ったら、第二案を出すとか柔軟に対応できますし、ご本人も色々なこと言われるうちに、自然と「それは嫌、これも無理、これならOK」など、頭の中で取捨選択していくうちに、元々ご自身が持っていて、でも今まで埋没していて気づかなかった答えに辿りつくことが出来ます。

 

当サロンに相談に来られる方は、真面目な方が多いので、苦手なことも敢えてやろうとする方も少なくないです。

大変殊勝な心掛けだとは思いますが、私は苦手なことは別にやらなくてもいいと思っています。これは鑑定士の性格で違いが出るかもしれませんね。

宿命に合っていて、本当にやりたいことって、「やらなくちゃいけない」とは思わないはずなんですよ。言われなくてもやってるし、誰かが止めたってやってる。たとえそれが大変な苦労を伴うことであっても。

 

算命学的に言っても、基本的には、『無いものはない、あるものを伸ばせ』という考え方ですし、私の性格からいっても「向いてないことに取り組んで、今更苦労しなくてもいいんじゃないですか?」というスタンスです。

努力しなくていい、という意味ではありません。努力の方向の問題です。

 

もちろん、苦手なことに取り組むことで、人間的な幅が拡がることもありますので、若い方だったら、「やってもみてもいいと思います」と言うこともあるかと思いますが、当サロンに来られる方はほとんど40代以降の方です。

遠回りしている時間はないと思うので、得意なことを伸ばす、省エネ最短コース選んで、楽に生きましょうという提案になります。

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(得意なこと:睡眠)

 

pentacles.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プーチン大統領の暴走

なんか、しばらくブログ書いてないうちに、世界が一変してしまいましたね。

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(目が怖いよね)

私は恥ずかしながら世界情勢に疎くて、当初、なぜウクライナが攻撃されることとなったのかさっぱり分からなかったので、社会派ブロガーのちきりんさんのVoicyでの解説を聞いたり、元外交官の佐藤優氏の見解を読んだりしました。佐藤優氏などは、1月2日の時点で第三次世界大戦勃発の可能性を指摘していて、下手な予言者よりよっぽど当ててる!と思いました。

 

www.businessinsider.jp

 

また、ちきりんさんの解説は、世界史や地政学が苦手な私にも理解しやすく、とても参考になりました。

 

その上で、地上波のニュース番組に出演している識者の解説を聞くと、

 

プーチン氏の行動は全く合理的ではない」とか、「精神に異常をきたしているのでは?」などと、的外れな事ばかり言っていて、そっとテレビを消しました。やっぱりテレビはもうダメかもしれない。

 

確かにプーチンの行動は常軌を逸していますが、彼には彼の理論があって、共感や同意はできないけれども、理解はできるものだったので、西側諸国の理論だけで判断してはいけないですね。

 

それにしてもやはりプーチン氏の命式が気になるので、調べてみました。

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(うわ、例の異常干支だ)

日干支が丙戌…。

 

以前、西村大臣の時に取り上げました。

sanmeigaku.hatenablog.com

 

高い教養を身に付ければ付けるほど、おかしな人になってしまうという例のアレです。

プーチン大統領が高い教養を身につけたのかどうかというのが一つポイントですが、

彼は名門レニングラード国立大学(現サンクトペテルブルグ大学)卒業後、KGBの諜報員になってますからねぇ。

 

KGB時代のことは今でも多くは語られていないようですが、諜報活動では教養の欠如が命取りになることもあるでしょうから、それはそれは特別な教育を受け、高い教養を身に付けたという認識で間違いないと思います。

 

ということは、異常性発動の条件を満たしています。

つまり、プーチン氏は最近になって精神に異常をきたしたのではなく、もともと異常なのです。そして異常というのは、天才性という意味も含みます。

 

プーチン氏に比べたら、西村大臣なんて可愛く思えてきました。

所詮小物です。

 

命式以外にも気になることが、ありました。

60歳から始まる10年の大運が、日干支納音(なっちん)。

 

日干支の納音は因縁解脱。過去の蓄積が破壊されます。 

 

教科書には人間性や性格が逆になると書いてあります。

今まで培ってきたものを、10年かけて変化させていき、日干支納音大運が終わった時にすっかり変化し終わっている。今年はその大運が終わる年です。

 

これは、各国の首脳が、『プーチン氏は顔や性格まで以前とは変わってしまった』と証言しているのと一致しますね。顔は確かに変わりましたね、目が座ってます。

でも別に以前が善人だったわけではないので、人が変わったというより、より極端になって突き抜けたという感じでしょうか。

また、ロシア男性の平均寿命が67歳らしいので、69歳のプーチン氏には、もう怖いものなんてないのでしょう。

 

もう一つ触れておきたいのが、今年(壬寅)の年運はプーチン氏の日干支と戌-寅の半会になるということ。ウクライナ侵攻が始まった2月24日の月干支も壬寅、これだけで二重半会。そして24日の日干支は戊申、これはプーチン氏の年干支と半会。

 

半会が3つで、勢いが強すぎる…。そして年運は車騎星回り、戦いの星です。

 

ウクライナのゼレンスキー大統領の命式も見ましたが、運勢的にはプーチン氏の方が優勢ですね。

 

でもロシアが勝ったところで、この先どういう展開をするつもりでしょう。

 

日本も決して安泰ではないことは確かですよ。

日本は核保有社会主義国家3つに面してますからね、ウクライナ情勢は他人事ではありません。

pentacles.jp

 

 

 

 

 

 

                                                                                                                                             

 

 

 

 

 

 

 

早めに道を決めた方がいい人

前回、訃報に触れた西村賢太さんに付随して思うことがあったので、今日はそれについて書きます。

 

西村氏は超特殊命式なので、おそらくほとんど迷うことなく、一直線に小説の道に向かうことが出来たのだろうと推測出来ます。若いうちは肉体労働が生業だったようですが、それは飽くまで糊口をしのぐためであって、その頃からずっと小説に情熱を傾けておられました。あれこれ他のことに手を出さなかった、出せなかったことが後年の成功につながったのと思います。

 

昨今は、マルチプレーヤーがもてはやされていますが、それはどちらかというと、組織に属して働く人たち向けの発想だと思います。色々なことを器用にこなすマルチプレーヤーは、重宝がられて都合の良いように使われることはあっても、結局どの道のプロフェッショナルにもなれません。

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(どんな職種でもとりあえず10年続ければ、一目置かれるよ)

 

算命学的に見ても、一芸に専念するという姿勢が、特に大事になってくる命式の人たちが、パッと思いつくだけでも2つあるように思います。

 

まず、西村氏と同じ、主星が貫索星の人。

 

貫索星は守備本能の星です。

守り続けることに良さが出ます。

そんな人が、自分の主義主張や職業をコロコロ変えていたら、ちっとも本領発揮できません。

また、発想の転換がしにくい星です。途中で全く違う道を歩むとなったら、もの凄く時間がかかって、下手したら寿命の方が先に来てしまうかもしれません。

主星貫索星の人は、遅くとも三十二、三歳くらいまでには腹を括り、一つの道に決めた方が、後で苦労が少ないと思います。

 

もう一つは子丑天中殺の人。

子丑天中殺の人(以下子丑さん)は、初代運です。北方が欠けますから、親や上司に恵まれません。その代わりに目下には恵まれますから、早めに出世した方が、どんどん部下が増えて自分が楽になります。

それなのに、職場を転々としていたり、職業を頻繁に変えたりしていると、いつまでも自分が下っ端で、陽の目を見ることがありません。

 

ですから、会社員であれば、若い時に入社した会社で、役職が付くまで辛抱強く待ち続けるのです。そのためには、同期が100人もいる大企業より、10人くらいしかいない中小企業の方に入社した方が良いでしょう。ただし、3年に1人しか新入社員が入ってこないような零細企業だと、これまた、いつまでも自分が下っ端なので苦労します。

 

「そんな長い間、辛抱出来ない!」

という子丑さんは、もう思い切って起業するのも一つの手です。いきなり自分がトップになれます。そして軌道に乗った頃、自分の気に入った人を部下にすれば良いのです。

 

一番もったいないのは、ようやく部下が出来た時点で、力尽きて会社を辞めてしまう会社員の子丑さんです。やっとこれから楽になるという切り替えポイントで辞めてしまうなんて、これまでの苦労が水の泡。また一からやり直しです。

 

他にもまだ思いつく命式はありますが、ちょっと忙しいので今日のところはこの辺で!

 

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