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カルロス・ゴーン被告の行く末

つい最近、元日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏の逃亡を手助けした協力者が逮捕さました。

ゴーン被告逃亡に残る謎 他の協力者、外部との連絡は―米親子逮捕、捜査本格化:時事ドットコム

 

日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告(66)の逃亡を助けたとして、米国籍の親子が東京地検特捜部に逮捕された。ただ、レバノンにいるゴーン被告は詳しい経緯に関し口をつぐみ、身柄引き渡しのめどは立っていない。他の協力者の存在も指摘されるなど事件には謎も多く、特捜部は捜査を本格化し、全容解明を目指す”

 

ゴーン氏は特別背任罪に問われ、仮釈放中の2019年12月末に日本からレバノンへ逃亡して、世間を驚かせました。

 

 

2019年は亥年、ゴーン氏は戌亥天中殺…天中殺中に逃亡したことになります。

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(天中殺中に逃亡したゴーン被告)

 

このことから、ゴーン氏の行く末は大変厳しいものになると予想します。

 

普段、私たちは自分の枠というものの中で生きています。

 

自分の宿命もその要素ですが、生まれた国・育った環境、親の躾・受けた教育なども加味されて枠が決まります。

 

枠は、よくパイプに例えられます。

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枠があるから安心して生きられる

 

私たちは、このパイプ内を流れる水のごとく、ある種の秩序の元に生きているからこそ、安心して人生を歩むことが出来ます。

 

ところが天中殺というのは、このパイプが切れた状態です。

勢いよく流れていた水は、上に飛び出すかもしれませんし、下に落ちていくかもしれません。パイプの外は無重力の宇宙なので、どこに飛んでいくか分かりません。

 

運よく、切れた先にある元のパイプに戻るかもしれません。

 

それはその人のこれまでの来し方と、天中殺中の行いによります。

 

ゴーン氏は、その天中殺期間中に勢いよく、宇宙に飛び出して行ってしまいました。

 

日本であのまま罪を償っていれば、まだマシな余生が待っていたかもしれませんが、

あまりに派手な飛び出し方をしたので、元の軌道に戻る可能性は限りなくゼロになってしまいました。

 

そしてもう一つの懸念は、ゴーン氏の父親が殺人を犯し、死刑判決を受けたのに、何故か減刑されて出所、その後別の罪でまた収監されたのですが、ゴーン氏と同じように逃亡したことです。(2006年に病死)

 

仰天報道 カルロス・ゴーンの父親は神父を銃殺し、死刑判決を受けていた | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

 

親の犯した罪は子供には関係ない、という考え方があります。確かに子供は親を選べませんし、親の罪が子供に被さってきたら酷です。

しかし、算命学はそうは考えないのです。

 

先祖や親からの因縁は、次の世代に引き継がれます。親が消化できなかった宿命は、子に遺伝することがあり、それでも消化できないと孫へとと引き継がれていきます。

 

奇しくもゴーン氏が父親と同じ逃亡者になったのは、父親が自分の罪を自分の生涯で償ってなかったからとしか思えません。

 

算命学って実は恐ろしいんですよ…。

六親法とかやると、家系の流れがまる分かりになってしまったり。

 

そんなこんなで、ゴーン氏の行く末は厳しいものになりそうです。

 

日本に引き渡されて、裁判の続きが出来たら御の字だと思いますよ。

もちろんゴーン氏にとってですけどね。