副業に向いている星
コロナの流行が始まって、一年以上経ちました。
何年か前から、一部の大企業を除いて、日本の企業は社員に十分なお給料を出し続けることが難しくなってきて、副業禁止規定を廃止する会社が増えてきました。
そして、このコロナ禍でその流れが一層加速しています。
高度経済成長期と違って、収入の窓口を一つだけにするのは、危険な時代になりました。
とはいっても、みんながみんなすぐに副業を始める、また、始めたいかと言えば、勿論そんなことはないと思います。
副業するにも適性があるような気がしますね。
副業といっても、業種や職種は多種多様なので、十大主星は何でもいいと思います。
しかし、活動のベクトルやエネルギーは大いに適性に関わってくるので、やはり従星を見た方がいいでしょうね。
一番はやはり『天馳星(てんそうせい)』でしょう。
この星は大抵どの本にも『いくつもの仕事を同時進行で見事にこなし…』と書いてあります。
天馳星は人間の一生に例えると、あの世の星。
「人間の一生なのに、あの世?」
なんて疑問に思うかもしれませんが、算命学は陰陽の世界。
此の世が『陽』なら、彼の世は『陰』、両方合わせて人(魂)の一生です。
さて、彼の世の星である天馳星は、肉体を持たない魂の状態を表わしているので、時間や場所、過去や未来の概念がありません。
あるのは『今』だけ。
今、この一瞬にだけ集中します。
昼間、会社で難しい原価計算に取り組んでいたとしても、夜の仕事がバーテンダーであれば、全く本業の事を思い出さずに、無心でシェーカーを振ることが出来るのです。
「でも、本業の後にまた全然違う仕事って、それ大変じゃない?」
そうお思いになる方が大半だと思いますが、天馳星持ちはかえってその方が精神的に安定するのです。
なんで分かるかと言えば、私が天馳星持ちで、最高3つ仕事を掛け持ちしていたことがあり、その方が楽だったからです。
私の感覚からすると、本業+副業ではなくて、収入の過多に関わらず、全部本業でした。(天馳星はわりと無欲なので、楽しければお給料少なくても頑張ったりする)
天馳星のエネルギー(1点)というのは、瞬間的には天将星(12点)をも凌ぎますが、なんしか持久力がない。天将星がガスバーナーだとすると、天馳星は打ち上げ花火です。
だから例えば、本業の会社勤めで定時8時間労働+残業4時間やれと言われると、それはしんどいのです、持久力がないから。集中力が持たない。
ところが1日に4時間の仕事を3つやれ、と言われれば、労働時間は12時間で同じですが、こちらは細切れの短い時間ですから、それぞれの仕事を完璧に集中できるのです。
でもこれが、たとえば貫索星or司禄星+天禄星or天庫星なんかのセットだと、そんな慌ただしいスケジュールは無理で、一日事務所でパソコンに向かって、じっくりと一つの仕事だけをする方が向いてるでしょうね。
あと、天馳星の他に副業生活に向いてそうなのは、『天報星』ですかね。
(天報星については↓を参照してください)
でも天報星は仕事を覚えるのが早いというだけで、マスターした後は割とすぐ飽きたりするので、副業云々というより、派遣社員向きかな?
正社員なら、プロジェクトごとにチームが結成され、企画内容も毎回違うといった仕事内容の方が、適性が活かされると思います。
副業なら短期バイトを点々とするのがいいでしょうね。
もう来年の就活も始まっていると思いますが、どの会社に入るか、どんな職種につくか、ということより、こういう『どんな働き方が向いてるか』の方が、実は大事だったりします。働き方のパターンが自分に合わないと、ホントにきついですよ…。
副業から話が逸れましたが、資産家や専業主婦(夫)にでもならない限り、仕事人生は長いので、一度自分の命式を見て参考にしてくださいね。
(命式は↓で調べられます)
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