算命学鑑定 Bluebird

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貯蓄が得意な星

 緊急事態宣言解除に伴い、私のもう一つの事業が忙しくなってきて、ほっと胸を撫でおろしている今日この頃ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

 

私はリーマンショックでの失業も経験してますし、今回のコロナでも、もろに影響を受けました。

今のところ何とか切り抜けてきてますが、このような社会状況の急変の度に、貯蓄の大切さを痛感します。

 

でも私には回転財の禄存星はあっても、貯蓄の星がないので、いつも綱渡りな感じです。

 

貯蓄の星とは、ズバリ『司禄星(しろくせい)』です。

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(高収入でも貯金が出来ない人は割といます)

 

この星が最大に稼働する条件は、不安がある状況にいることです。

不安が原動力になって、それに備えようと蓄えます。

 

引力本能の星でもあり、とても狭い範囲の人に愛情を向けます。

 

これらの特徴から、家庭を守る主婦としては最高の星になります。

 

家族の将来の為に、せっせと節約して貯蓄に励む健気な奥さん。

さしずめ、『山之内一豊の妻』といったところでしょうか。

 

貯金が出来ない人にとっては、ぜひ欲しい星の一つですが、自分の命式にない星の能力を身につけるにはかなりの努力が要ります。挫折することが多いでしょう。

 

ところが、そんな人にも一つだけチャンスがあります。

 

前にも書きましたが、自分の命式にない星でも、大運(10年間)に回って来た時は、その星の能力を発揮することが出来ます。

 

かく言う私も、19~28歳の10年間に司禄星が回っていて、この時代だけは驚くほどの成果が上がりました。

19~23までは大学生で、大学時代の稼ぎは学費と生活費に消えたので、実質5年間くらいの間にやったことと、かかった費用は下記の通りです。

 

・大学時代、母の知り合いに借りた学費の一部60万を1年で返済

アメリカ短期語学留学の費用100万をアルバイトで貯める

・年に1~2回、海外旅行に行く。(1回につき、10~14日間ほど、20万円くらい)

・簿記の学校に行く(5万)

・コピーライター養成講座に通う(15万)

 

これを、家賃5万円のところに一人暮らししながらやって、29歳になったときに、まだ口座に100万円残っていたのは、現在の私から考えると驚異ですね。

 

収入は25万円くらいで、15万円で暮らして月10万は貯まってました。

月15万で一人暮らしというと、かなり慎ましい生活に思えますが、節約の為に何かを我慢していた記憶は一切ないです。

今は止めましたが、当時はタバコも吸ってましたし、好きなもん食べてましたし、友達との飲み会にも月1~2回は行ってました。

 

ただ3つ仕事をしていて、なおかつ簿記とコピーライターの学校に通ったので、あまりお金を使う暇がなかったかもしれない。(知識を蓄積するのも司禄星らしい)

海外旅行に行くのが唯一の楽しみで、その時だけは割とガッツリお金使う感じだったかな。

使っても貯まっていた輝かしい時代…。

 

ところが司禄星大運の10年間を抜けた途端に、この素晴らしい貯蓄力はなくなってしまいました。一人暮らしを機に始めて、10年間つけ続けていた家計簿も、パッタリと止めてしまいました。

 

その当時はまだ算命学を知らなかったけど、振り返ると大運通りに生きているのが我ながら不思議です。

大運が終わった後は、大運に入る前よりは、その星の能力が身についているとは思いますが、やはり自分の命式にない場合、ある人よりは使いにくいように思います。

 

なので、司禄星を持ってない人で貯蓄下手な人は、大運で回って来た時に一財産築いて、大運抜けた後はそれを運用できるようにするのが最善です。

 

自力だと、そこしかチャンスはないですよ。

 

pentacles.jp