算命学鑑定 Bluebird

大阪で算命学鑑定をしております

財星と借金

財星がらみで補足しておかねばならないことがあります。

 

それは、基本的に『財星がある=お金の管理能力がある』のですが、

それでも『借金を背負うこともある』ということです。

 

意外と分かっていない人もいると思いますが、借金というのは、ある程度稼いでいる人しかできません。

 

道端でホームレスに突然借金を申し込まれても、普通の人は貸しませんよね?

小銭をあげるなら別ですが。

住宅ローンを組む時でも、大企業に勤めていたり、公務員だったりすれば楽に審査が通りますが、無職では、よほどの担保がない限り無理です。

 

また、30過ぎまで現金主義でやって来て、初めてクレジットカードを作ろうとしたら、信用情報に記録が全くないので審査に落ちる、というのも良くある話です。

 

要するに、ちゃんと稼いでいて返済が期待できたり、実際に返済実績があったり、事業融資ならば、成功しそうだと予測できる人しか、借金できません。

 

あるいは、金融機関ではなく友人や知人なら、「この人に頼まれたら仕方ないなぁ」と思わせる、何かしらの魅力やそれまでの関係性がないと、なかなか人はお金を貸しません。

 

財の星=引力本能の星ですから、別の見方をすると、財の星を持つ人は魅力的であり、その魅力の分だけ借金も出来るとも言えそうです。

また、お金を持っていて魅力的な人には、良からぬ輩も寄ってきますから、詐欺に遭う確率も高くなり、結果的に借金を抱える羽目になったということもあるでしょう。

 

芸能人で過去に大きな借金を抱えて、なおかつ完済した人にも財星持ちの方がいらっしゃいます。

 

石井竜也【中心が禄存星】(映画製作の失敗で15億円の借金)

さだまさし【西に司禄星】(同じく映画製作費用がかさみ35億円の借金)

矢沢栄吉【中心が禄存星】(詐欺被害に遭い35億円の借金)

 

 

もう、何十億という借金額見ると、財星なんて無かった方がかえって良かったんじゃないかと思いますが、完済されているのが流石は芸能人ですね。

 

稼げるから借金の額も大きくなる。

 

何度も出てきますが、算命学は一極二元論という立場を取っていて、物事には必ず陰と陽、プラスとマイナスの両極面があると説いてます。

 

財星があれば資産が出来る可能性もあるけど、同時に、負債を背負うリスクもあるということです。

f:id:sanmeigaku:20210326200745j:plain

(特に回転財の禄存星は、諸刃の刃)

 

人生はバランス・シート(貸借対照表)みたいなもんですね。

 

(確定申告終わったので、こじつけてみたかっただけです…)

pentacles.jp