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熊谷真実さんの離婚

18歳年下の書道家の夫と婚姻関係にあった熊谷真実さんが離婚されたようです。

 

磯野貴理子さんの時もそうですが、このような女性の方がかなり上の、年の差婚が破綻すると、ネット上では夫への非難が殺到するのですが、夫婦のことは他人には分からないところがあるので、外野が過剰に騒ぐのは控えた方が良いと思います。

 

貴理子さんの時などは、元夫が経営するBARのGoogleマップの口コミに、お店に行ったこともない人達が沢山、誹謗中傷の言葉を書き込んでいて、これはちょっと酷いなと眉をひそめたものです。

貴理子さんは影響力のある有名人で、元夫の方はマスコミに顔を出していたとはいえ、一応は一般人で、弁解の機会すら与えられない点ではフェアじゃないとも感じました。

 

それはさておき、私の関心はなぜ離婚に至ったかよりも、年の差婚そのものにあります。

というのも、算命学の日本における始祖である、高尾義政氏(以下:宗家)も、実は奥様が19歳も年上で、しかもそれだけの年の差があったにも関わらず、宗家の方が先に他界してしまったという経緯があるからです。(享年48歳)

 

もっとも宗家は、長崎で被爆している経緯から、自分は恐らく短命であると生前から語っておられたようです。これは私の推測ですが、その事実から子供を持つことにも慎重で、女性の年齢にも拘りがなかったのかもしれません。(結婚した時に、奥様はすで40代半ば)

 

そしてやはり結婚ですから、縁も重要ですね。

超年の差婚というのは特殊ですから、どんなご縁があるのか興味があります。

 

熊谷真実さんと元夫の中澤希水さんの命式を見てみました。

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(ご縁はしっかりあります)

熊谷さんの日干支と中澤さんの年干支が大半会しています。

算命学ではこれを共通干支といって、縁ありとみなします。

 

中澤さんにはもともと巳と丑の半会があって、熊谷さんの酉が合わさることによって三合会局が成立しますから、仕事面でかなり発展があったのではないでしょうか。

そして実は、日干支が絡んだ大半会が成立するのは熊谷さんの方なので、世間の評価とは逆で、彼女の方が夫を踏み台にして、より大きくステップアップしたとも見れます。

 

しかし、ご縁があっても別れる時は別れるのですね。

 

原因を探ってみました。

 

熊谷さんは辰巳天中殺で、辰年の2012年に結婚されていますので、天中殺婚になります。

しかし、熊谷さんの場合、天中殺現象が出る『普通の結婚』ではありません。

算命学でいう『普通の結婚』とは、同国人同士で、夫が年上で(10歳以内)、夫が働き妻が家庭を守り、子供(特に男の子)が生まれた場合を言います。

ですので、天中殺の影響はないと考えます。

 

次に中澤さんの命式に、ぱっと見ただけで配偶者の星が2つ出てますので、1度の結婚では済まない可能性は元々あったようです。

 

デイリースポーツの記事を探ってみましょう。

 

熊谷さんのコメント:

❝「理由は将来的なビジョンの相違ですが、お互いにとってとても前向きな離婚という決定です」❝

中澤さんのコメント:

❝「私の我儘からの結果ですが、自身の夢を真実さんに理解して頂き、お互いに前進しようと言う結論に至りました」❝

 

熊谷真美が18歳下の書家と離婚【全文】中澤氏「私の我儘から」と説明(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 

「将来的なビジョンの相違」、「私の我儘から…」ということは、貴理子さんと同じで恐らく子供の問題でしょうね。

 

女性の方がかなり年上の結婚の場合、宗家のように、子供の事、老後のことなど明確でぶれない人生のビジョン、そして大きな器がないと難しいのかもしれません。

 

残念ながら離婚という結果になってしまいましたが、還暦過ぎてるとは思えないほど若々しい熊谷真実さん、これからもますますご活躍されることを期待しております。

 

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