「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
NHKの『チコちゃんに叱られる』の中で、5歳のチコちゃんが吐く決め台詞、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」が好きなのですが、それにについて思うことがあるので,
今日は少し辛口で書きます。
私も「ボーっと生きてんじゃねーよ!」というセリフを吐きたくなるような人たちには今までも沢山出会って来ました。
その人たちの共通点は、
・あんまり物を考えない
・他人も自分とだいたい同じ考えだと思っている
・何か困ったことがあっても誰かが何とかしてくれると思ってる
・実際に助けて貰って今まで来てるので、自身は少しも成長しない
・してもらって当たり前だと思っているので感謝がない。
ようするに依存的で幼稚な人たちですね。
そういう幼稚な人たちと、そうじゃない人たちの間で、算命学的にどんな違いがあるのか、生年月日が分かる人達をいくつか調べた結果、剋線の有無にあるのではないかと気づきました。
算命学には相生、相剋、比和という関係があります。
相生は助け合い、スムーズな関係、比和は同格で張り合う関係、相剋は剋し合い、葛藤のある関係です。
人体星図に出てくる十大主星はすべて五行に分類されますから、各星との間にこの3種類の線のいずれかが出てきます。
たとえば、上の図でいうと、オレンジの→が剋線になります。
この命式は菅総理ですが、玉堂星、龍高星というのも、陰占で日干が他から生じられることによって出てくる星なので、陽占の相生と同じ感覚と捉えてもいいと思います。
この例では剋線がありますが、これが全く剋線がなく、相生しかないと、大した困難もなく人生をスムーズ生きられるかもしれませんが、それ故に他人が抱える困難への理解がなく、また自分自身が鍛えられることもないので、何かあると人に頼ったり、逃げたりすることが多くなる気がします。
命式が剋線だらけの私は、相生だらけの人を見て、楽に生きられていいなと若い頃は思ったものですが、そういう人達の人間性にあまり深みがなく、結局は何事も成さないのを目の当たりにしてきて、中年になった今は、あまり羨ましいとは思わなくなりました。
「そんなこと書いたら、相生の人の依頼が来なくなるのでは?」
なんて心配される方もいらっしゃるでしょうが、そういう人たちは恐らく鑑定を必要としていないので心配ご無用です。
そのまま、ボーっと生きて行って下さいと冷ややかに思うだけです。