算命学鑑定 Bluebird

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ドツボにはまる戌亥天中殺の人

前回の記事で、天中殺はキャンセルが多いという実体験を書きました。

 

とはいえ、それくらいの軽い禍で済んでおり、私の場合は天中殺に入っても、それほど大きな災いに見舞われたことはありません。

 

ところが周りを見渡すと、たまたまかもしれませんが、戌亥天中殺の人に限っては、かなり酷い目に遭ってるような気がします。

 

戌亥天中殺の人は、直近ですと、2018年立春から2020年の節分までが年の天中殺期間でした。

 

2つほど例を紹介します。

 

私の仕事上の知り合いの戌亥天中殺の女性が、2019年に大阪でやっていた水商売を畳んで、東京に引っ越して、2020年の1月に新しい店をOPENしたのですね。

 

そしてに一ヶ月も経たないうちに、このコロナ騒動…。

時短営業、お酒の提供禁止…1年以上まともに営業出来てないのだとか。

極めつけは、天中殺は抜けたにも関わらず、今年に入って店に泥棒が入り、お酒をケースごと盗まれたそうです。

 

天中殺中に始めたからと言って必ず失敗するとは限りませんが、この一連の流れを見ると、まずいパターンにハマってるので、一度仕切り直しをした方がいいですね。

(仕切り直しの具体的方法は、鑑定でお伝えしています)

 

ただ、この方の場合は、それほど親しいわけではないし、本人から鑑定依頼があったわけではない(私が鑑定をしていることも知らない)ので、黙って見守るしかありません。真っ当な鑑定士は、頼まれてもいないのに余計なことは言いませんので、たまたまこのブログを目にして、「あれ?私のこと?」と気づいてくれればと思いますが。


もう一人は、これも飲食店経営の女性で、オープン自体は年の天中殺期間ではないものの、月の天中殺中に店を移転したら、店舗の契約が実は又貸しになっていたようで、間に入った人に騙された形になり、せっかく改装やら設備に1千万近くかけたのに、再度移転する羽目になりました。

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たまたまにしては、属性が同じだし、2人ともフランス好きなところも似ていて、私の中では戌亥天中殺と言えば、この2人の印象が強いです。

 

菅総理の回でも説明しましたが、戌亥天中殺の人は中央(現実)が欠けています。

そのせいか理想主義で、とっても大きな夢を思い描いて生きています。

現実が欠けているとはいっても、2人ともそれなりに長い年月、お店を経営をしてきたわけで、実力がないわけではないと思います。

 

ところが天中殺に入ると、やはりどこか箍(タガ)が外れてしまうのでしょうか、夢が膨らみ過ぎ、更に華やかな世界に進もうとして、ドツボにハマっている気がします。

 

こういう場合は、自分の天中殺と反対の天中殺の人に意見を求めると良いと言われています。戌亥の反対は辰巳なので、この場合は辰巳天中殺の人です。

 

ただ、私は反対の天中殺の人の意見だけでなく、信頼できる人であれば、その人達の意見もよく聞くべきだと思います。(ただし同じ天中殺の人は、その人も天中殺中なので避ける)

 

天中殺中はいわば酩酊状態なので、まるで耳に入ってないかもしれませんが、あとから振り返ると、やめた方がいいとか、大抵は誰かが忠告してたりするものです。

 

実際、又貸し案件を掴まされた彼女は、長年のスタッフが猛反対してたそうです。

 

人の話を聞くというのは大事ですが、経営者には、それが出来ない人が多いので、難しいですよね。

でもやはり、それも一つの修行と思って、天中殺中は謙虚な姿勢で、人の意見に耳を傾けるようにしてください。

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