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三合会局(さんごうかいきょく)の謎

算命学には位相法という決まりごとがあって、その中の一つに三合会局というものがあります。

 

例えば、来年は寅年ですが、命式のどこかに午と戌がある人は、

寅-午-戌の三合火局という位相法が成立します。

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(三合火局)

この他にあと3種類あります。

 

申-子-辰 三合水局

亥-卯-未 三合木局

巳-酉-丑 三合金局

 

さて、この三合会局には異次元融合という意味があるのですが、後天運に回って来た場合は、膨らむとか、躍進とか発展とか勢いが増す、という読み方をします。

 

そんな風に説明すると、大抵の皆さんは吉とみなしますよね?

ところが、やはり算命学の定番、現象は現象としてだけ見て、吉凶は論じないのです。

 

だから、三合会局や半会(三合会局の組み合わせが2つだけの時)などが、あまりに重なる時は、逆に危険と判断することもあります。

 

私自身の経験を少し紹介しますと、私は宿命に申辰の半会を持っていて、子年が来ると三合水局が成立するのですが、これがまた不思議なことに、子年に良いことがあった試しがないんです!(私は午未天中殺なので、天中殺は関係ありません)

 

1996年(丙子) 父親が経営していた会社が倒産。大学入学直後なのに仕送りゼロになり、突然苦学生になる。

2008年(戊子) 会社に辞表出した直後に、リーマンショックが起きる。その後に始めた繋ぎの派遣も3か月で雇止めになる。

2020年(庚子) コロナで自営業の売り上げ7割減。

 

全部お金絡み(笑)。

 

 

何故、三合会局の年に金銭的なダメージを被るのか、未だに答えは出てません。

(私だけ?)

 

結局、スタートに良いとされる三合会局の年に向けて、それまで何か準備を整えていれば、やって来た高波に乗って遠くまで行けるけれども、何も準備してない場合は波に飲まれて溺れるだけなのかもしれないと考えたりもします。

 

でも昨年のコロナに関しては世界的な事ですしねぇ。。

 

ただ、コロナの2020年に関しては、10年前から自営業をしているので、色々給付金が出て、結果的にプラスマイナスゼロでした。これが派遣社員やアルバイトだったら悲惨なことになっていたと思います。

私は石門天将なので、雇われには全く向いてない身。

環境が自分の宿命に近づいたおかげで、被害が少なかったのかもしれないとも思います。

 

身を持って学んだのは、たとえ合法(三合会局を含む発展系の位相法)が回って来たとしても、良い年になるか悪い年になるかは断定できないという算命学の原則だけでしたね。

 

皆さんも、合法だからといって安心していてはいけません。

 

三合会局は私の中で謎のままなので、これからも考察を深めていきます。

 

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