無理して繋がらなくてもいい
先日、13年ぶりに旧友と再会して楽しい時間を過ごしました。
その友人とは、龍高星は外国好きで紹介したA子です。
久しぶりにカナダから帰国して、大阪に居る私にわざわざ会いに来てくれました。
以前、A子とはFacebookで繋がっていたのですが、私がFacebookを4年前に退会して、完全に情報を消去してしまったので、連絡手段が無くなってしまったようです。
唯一、Hotmailのアドレスは変わっていませんが、10年以上やりとりしていないので、探せなかったみたいです。
でも、私の本業の方の屋号を覚えていたらしく、お店のインスタのDMから連絡が来ました。
その時に思いました。
「SNSやLINEなどで無理して繋がらなくても、縁のある人とは必ずまた再会出来る」
ということです。
私がFacebookを止めたのは、中学の同窓会幹事をしている顔の広い人物からの友達申請を受け入れてしまったがために、かつての同級生から、興味本位の友達申請やらメッセージがわんさか届いて、非常に煩わしくなってしまったからです。
中学卒業以来、30年以上会ってない同級生と、今更繋がる必要あります?
30年間一度も会ってないということは、その人たちは私にとって必要ない人たちです。
そして、これからもきっと会う必要がない。
そしてFacebookの基本設定なのか、『誰誰がこのイベントに興味を持ってます』みたいな通知が頻繁に来る。通知設定を変更しても、なぜか止まらない。
だいたい私は、基本的に他人に興味がない。
誰がどこで何しようが、私には関係ない。
それで全て嫌になって、きれいさっぱり止めてしまいました。
調舒星大運の真っ最中の私は、Twitterも退会してしまい、清々しいほどの孤立状態に身を置いていました。
少し寂しいけど、むちゃくちゃ気楽。
別に、ずっとこのままでも構わないなーと思っていたところに、旧友からの連絡。
きっとA子とは、切っても切れない縁があるんだろうなと思いました。
算命学の鑑定で、人間関係に関するご相談はとても多いです。
人との関係に疲弊して悩むくらいだったら、一度すべての関係を断ってしまったらいいんじゃないかと思います。別にハッキリ言う必要はありません。徐々に距離を置いて、自然に疎遠になるという方法でも構いません。
流石に家族は無理でしょ?と思うかもしれませんが、親ですら縁を切ってしまっても何の支障もありません。
そうして全ての縁を切ってしまった後で残る人間関係、それが本物のご縁だと思うのです。
必要な縁は絶対に残ります。
さらに言うと、人は必要な時に必要な人と出会うようになっています。
これは私の人生を振り返ってみて、確信していることです。
ただし、ちゃんと宿命を消化するような生き方をしていないと、出会うべき人とも出会えないことはあります。
繋がり過ぎて疲弊している人は、自分がちゃんと宿命を消化できているか見つめ直した上で、一度人間関係を整理してみてください。
きっと楽になりますよ。
私生活の切り売りは危険
先日、りゅうちぇるさんがお亡くなりになりました。
その一報を聞いた時、不思議とあまり驚きがなかったんですよね。
西村賢太氏の急死の方がよっぽど驚いた。
西村氏は、いつ死んでもおかしくないような食生活だったから、驚くことでもない気がするのに、何だか死ななそうな印象だったので、その落差かな。
それに比べて、最近の女性化したりゅうちぇるさんには脆さを感じていました。
「この人、どこへ向かってるんだろう」と。
彼はトランス・ジェンダーのようですし、誹謗中傷だとか、ホルモン投与のせいだとか色々言われて、お亡くなりになった原因は分かりませんが、一つだけ言えるのは、芸能人だろうが何だろうが、プライベートはあまり晒さない方がいいということです。
彼は表に出てきた時から、Pecoさんとペアだったから仕方ないけど、
「結婚しました、子供生まれましたー、離婚しました、でも同居しますー、実は男性が好きです~」etc.
そんなこといちいち世間に公表する必要あります?
少なくとも一般人なら、自分の周りのごく僅かな人たちだけにしか言わなくていいことです。
SNSや外の世界で叩かれても、プライベートの部分は聖域にしておけば、外の雑音は聞き流せるんですよ。
でも、そのプライベートまで切り売りしてしまってると、逃げ場がない。
心休まる場が皆無。
ママタレとか称して、子育てや家庭の様子などをSNS上で発信している人たちも、正直危ういと思いますよ。
上手く行ってる間はいいですけどね。
もうお亡くなりになりましたが、俳優の田村正和さんは、自分の食べる姿も見せたくないということで、人前で食事しなかったとか。
そこまでするのは大変ですが、表の姿と裏の姿をきっちり分けるというのは、自分を守る上でも大切なことだと思います。
もっとも、りゅうちぇるさんは、俳優でも歌手でもないし(註:歌は沢山出してるようです。一曲聞いてみましたが……以下省略)、芸人でもエッセイストでもなく、売るべき『芸』が無い状態だったから、自分そのものを売るしかなかったのかもしれませんけどね。
彼の命式を見て見ると、W石門天将でした。
物凄いパワーの人です。
でも、このような命式の人が自分を確立し、天職を見つけるのは、50代以降とされます。
これといった『芸』を身につけるのも、恐らくこれからだったはず。
若くして有名になってしまった弊害もあると思います。
天将星2つのエネルギーというのは、若い頃は方向が定まらず、放射状にあちこちに向かって、収拾がつかないイメージがあります。
それでも、外に向かって放射されているうちはまだいいのですが、その強烈なエネルギーが行き場を失い、自分に向かってくると、自分が壊れてしまいます。
性自認も早すぎたんじゃないかなぁ。
だって、現に女性との間に子を儲けてるわけだから、男性機能は健在なはず。
Pecoちゃんのことを「初めて女性で好きになった」と、いつだったか言っていましたが、そうするとゲイというより、バイ寄りで、これからだって女性を好きになる可能性も無きにしも非ずで、こんなに早く公表しちゃって、女性化する必要はなかったような気がします。
私は完全なるヘテロ・セクシャル(異性愛者)なので、その辺の複雑さは分かりませんけどね。
何にしても、W石門天将なんていう命式の人は、生き急いではいけません。
27歳なんて、人生の結論を出すには早すぎます。
自分の人生は、折り返してからが勝負だ!くらいの気持ちで、ゆっくりのんびり生きれば良かったのにと思います。
勿体ないなぁ。