算命学鑑定 Bluebird

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運動部のマネージャーが出来るか?

最近、独身研究家の荒川和久さんの記事をよく読んでいます。

 

荒川氏は、信頼のおける統計資料を再構成して、独身と既婚を分けるポイントの分析をしたり、独身のメリット・デメリットなどを、分かりやすく文章にされています。

 

適齢期に、当たり前のように結婚していく人と、生涯独身で過ごす人には、性格的傾向の違いや生育環境の差が見られて、荒川氏の分析はとても興味深いです。

今回はそれとは別に、私が個人的にずっと思っている、既婚・未婚の分岐点というのが2つあるので、それを書きます。

 

一つ目は、表題のタイトル通り、ズバリこれです。

運動部のマネージャーが出来るかどうか?

これね、私はずっと不思議だったんですよ。

高校時代に、友達が野球部のマネージャーをやるって言った時から、心の中でずっと持ち続けてる疑問です。

 

「自分がプレーする訳でもなく、汗臭いユニフォームを洗ったり、試合の応援したり、お弁当作ったりして、何が楽しいん?」

 

私は、義務教育期間中は運動部に在籍していたので、スポーツは自分がやる方が全然楽しいと思っていて、見るだけではあんまり面白くないし、応援というのもよく分かりません。

「応援される人が嬉しいのは分かるけど、応援する側は楽しいの?」

 

はい、この時点で結婚出来ない女確定ですね(笑)

 

私の考え方が、なぜ未婚に繋がるかと言えば、運動部のマネージャーというのは、日本の家庭の主婦そのものなんですよね。

 

夫や子供のために、せっせと世話を焼き、陰で支える。

そして彼らが活躍出来れば、我が事のように喜ぶ。

 


私にはその価値観が全然ありません。

人の世話なんてまっぴらだし、人の世話になるのも嫌。

これじゃあ、結婚は難しいですね。

 


続いて、2つめの分岐点についての見解を紹介しましょう。

助手席に乗るのが好きか?

私がまだ中学生だった頃、世の中はバブルで、『アッシー君』というのが流行りました。

当時を知らない世代のために少し説明しますと、ワンレン・ボディコンのお姉さん(平野ノラみたいな感じ)が、ジュリアナ東京(註:港区にあった有名ディスコ)などで遊んだ後、家に送ってもらうためだけに呼び出す男の子が、アッシー君です。

(平野ノラさん。当時、本当にこんな感じの人がいっぱいいた)



で、女は呼び出した男の車の助手席に乗るわけですが、それが外車だったり、高級スポーツカーだったりすると、自分のステイタスも上がって気分が良いらしいのです。

 

また、アッシー君じゃなくて正式な恋人とのデートでも、当時は車が必須で、女はその助手席に乗るのが普通でした。

 

「ふうん、そんなもんか」

 

当時の私は、父親が運転する車の助手席に乗ることはあっても、当然ですが、別に何とも思いません。

それが親じゃなくて彼氏だったりすると、また違うのだろうなと、未成年の私はボンヤリ思っていました。

 

それから月日は流れ、私も彼氏の車の助手席に座るお年頃になりました。

運転免許は大学3年の時に取りましたが、車を買う金銭的余裕など全くありませんので、車は乗せて貰うものでした。

 

さて、何回か彼氏の助手席に乗せて貰った私の感想はどのようなものだったでしょうか?

 

 

「別に…」

(…沢尻エリカかよ)

何の感慨も湧きません。

 

それから更に月日は流れ、十数年ペーパードライバーだった私が、マイカーを仕事で毎日運転するようになりました。

突然思い立って、夜中に鳥取へ向けて車で出発したこともあります。

 

そしてようやく一つの結論に辿り着きました。

「車は自ら運転するのが楽しい。助手席は全く楽しくない」

 

はい、生涯独身確定です!おめでとう!

 

私はですね、要するにすべて自分で決めて、自分でやりたいんですよ。

仕事なら別ですが、私生活で他人の補助的立場に終始するのは嫌なんです。

 

荒川氏が独身者からのアンケートを元に作った『結婚に向いてないかもしれない診断テスト』というのがあります。

 

(これ、面白いからやってみて↓)

news.yahoo.co.jp

 

それの最後の設問にこんな項目があります。

「何か困りごとがあっても、まずは自分で何とかしようとする」

 

この項目だけは加点を2倍にしてもいいくらい、独身者と既婚者で差があったらしいです。

これを見て、私は思いました。

「これ、もろに天将星やん…」

 

 

天将星は誰かの船に乗っかるのは苦手です。

困難があっても、たとえ失敗しても、自分の舵取りで人生を渡って行きたい。

 

だから、私のように中年期天将星のある女性は、結婚が難しいとされています。

 

でもね、助手席に座るのが楽しくない女性でも結婚は出来ます。

それは助手席に座ってくれるような男性と結婚すればいいのです。

 

家庭というのは陰と陽で出来ています。

算命学では男性が陽、女性が陽ですが、当然、陽的な女性もいます。

 

その場合は男性が陰になれば良いのです。

この場合の陰陽は性格的なものではなく、役割です。

 

どちらも「我こそが運転する!」とハンドルを奪い合っていては、家庭は成り立ちません。

どちらかがハンドルを握れば、どちらかが地図を見ながら道を案内する。運転手が眠そうなら一生懸命話しかける。喉が渇いてそうなら、ペットボトルの蓋を開けてあげる。

 

そういう陰のサポートがあってこそ、目的地に無事辿り着けるのです。

 

世の中を見渡してみると、大成功している男性には、意外と地味な妻がいることが多いです。

また、外でバリバリ仕事している女性には、甲斐甲斐しく世話をしてくれる男性がついていたりします。

 

陽的女性は、そういう人と一緒になれば、家庭生活は上手く行くのですが、問題はそういう男性を好きになれるかどうかなんですよね。

 

私が過去お付き合いした方の中は、仕事から帰ると、家でごはんを作って待っていてくれるような人が2人もいましたが、結局、本当には好きになれませんでした。

だけど、私はそういうタイプの男性にしかモテない。

 

ここが、実に人間の難しいところだと、最近はしみじみ思います。

 

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サロン移転します

突然ですが、12月中にサロンを移転することにしました。

 

現在の場所はJR住道駅徒歩5分のマンションで、道が空いていれば私の自宅からは車で15分くらいですが、混む時間帯だと30分弱かかります。

 

もともと、本業の事務作業もする仕事部屋兼サロンということで借りました。ところが、コロナの規制がなくなって本業の方が忙しくなっており、あまり通えなくなって来ました。ほとんど使わない部屋に家賃4万円は勿体ない。

 

住道にしたのは、JRの快速停車駅なので、お客様の利便性が良いと思ったからです。

でも1年半ほど営業してみて、鑑定してもらいたいと思う方は、遠方からでもいらしてくださるので、あんまり場所は関係ないということが分かりました。

 

それに、算命学は一度鑑定を受けてもらえば、一生分の大まかな運気は分かってしまうので、相性鑑定で相手が変わったとかでなければ、多くても3年に一度くらい来て頂ければ十分です。

 

「何年かに一度の事なので、ちょっと不便な場所でも来てくださいな」

 

ということで、自宅から歩いていける場所にある昭和レトロなアパートを契約しました。

築58年の風呂なし文化住宅です。

(トイレは部屋についてるよ、しかも洋式だから安心してね)

 

(キッチンだけ綺麗にリフォームされてる)

 

(広いのと陽当たりが良いのが気に入った)

床板も畳も古くて、歩くと少し沈みますが、家賃2万だから仕方ない(笑)

 

最寄り駅は近鉄奈良線瓢箪山で、駅からは徒歩8分になります。

今度のところは事務所可物件なので、所在地を公表することが出来ます。

またホームページやGoogleマップを更新したらお知らせします。

 

近鉄の各駅しか停車しないので、今より少し不便になりますが、瓢箪山は賑やかな商店街があって中々良いですよ。

 

「住道の方がいいわぁ」という方は、12月中旬くらいまでのご予約をお取りください。

よろしくお願い致します。

 

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子供が欲しくない人

先月まで、恋愛や結婚のご相談で、子供のことについて触れることが続きました。

 

結婚はいくつになっても出来ますが、出産にはタイムリミットがあるので、大変難しい問題ですよね。

 

結婚を考えている相手との相性があまり良くない場合で、でもどうしても子供が欲しいから結婚したい、という希望がある方のご相談は、あーだこーだお話しながら最良の選択肢を模索します。

今は自由恋愛の時代ですから、まずは子供のことを考えるより、末永く心地よく暮らせる相手と結婚して欲しいという思いが私としてはありますが、命式に子供の星は出ていても、配偶者の星が全くないという場合もあるので、その場合のアドバイスは複雑になります。(註:配偶者の星が無くても結婚は出来ます)

 

 

宿命的に子供との縁が薄い人として、午未天中殺があります。

 

縁が薄いといっても、子供が生まれないという訳ではありません。午未天中殺の人で子供を産んでいる人は沢山います。

 

縁が薄いという意味は、子供が生まれても女の子ばかりだったり、男の子でも家を継いでくれなかったり、長じるごとに親と疎遠になったりするということです。また、午未天中殺の人が子供にこだわると運が落ちると言われています。

 

午未天中殺の人は、自分の代で家系の流れが終わりになります。

午未天中殺の親のところに生まれた子供が子丑天中殺だったりすると、子供の代からまったく新しい流れが始まります。例えば、今までずっと医者の家系だったのに、今度は起業家を輩出する家系が始まるなどです。

 

ここで私事を少しお話しましょう。

私は午未天中殺ですが、今まで一度も子供が欲しいと思ったことがありません。

(友人の子を抱いても、「私も欲しい!」とはならなかった…)

 

「そりゃ、結婚もしてなければ、そういう気にもならないだろう」と思ったそこの男性陣!それは大きな間違いですよ。

子供が欲しいからという理由で婚活に励む女性は沢山います。(男性もですが)

実際に私の中学時代の同級生も、そんな動機で婚活に励んで、29歳でめでたく結婚し、無事に子供も2人生まれました。

 

その友達とは、結婚直前に5年ぶりくらいに再会して、「子供が欲しくなって、年齢的にも焦って、知り合いに『いい人いたら紹介して!』と声をかけまくった」という話を聞きました。

「そ、そうなんや。頑張った甲斐があったね」とは言ったものの、私自身に子供が欲しいという気持ちが皆無なので、傍から見るとポカーンとしていたと思います。

 

また、こんなこともありました。

小学校6年生の時に、通っていた塾の先生(既婚男性、娘2人有)の家に、数人の塾生と一緒に遊びに行きました。寺子屋みたいなアットホームな塾で、年に1回、そういう機会があったのです。その際、奥様の美味しい手料理を頂いた後の雑談で、「先生の家庭は素敵だけど、私は結婚したくない」と言うと、「結婚はいいもんだぞ。仕事に生きるのもいいが、子育てというのも生涯をかけた一大事業で、大変な仕事だがやりがいもあるぞ」と諭されました。

なんと返事したかは覚えてませんが、「そんな一大事業に生涯をかけて失敗したら目も当てれん。私はパス」と強く思った記憶があります。

 

私が子供を欲しいと思えなかったのは、自分の育った家庭環境が大きな原因だろうと思いますが、私が午未天中殺なのも、少しは影響があると思います。

 

少しは、と書いたのは、午未天中殺でも子供が欲しいと願う人は山ほどいるからです。

 

でも午未天中殺の人は、基本的に子供縁が薄いわけですから、最初から子供がいないなら、それは宿命通りで何の問題もありません。

 

これは何も午未天中殺の人に限らないことですが、本当は欲しいと思ってないのに、周りからせっつかれて産んだ、「産んでみたら可愛かった」なら、めでたしでめでたしですが、「誰にも言えないけど実は後悔してる」なんてことになったら大変です。

結婚は間違ったと思ったら離婚すればいいし、仕事も合わなければ転職すればいい。

 

でも、子供は産まなかったことには出来ないので、本当に人生の一大事です。しっかりとご自身の本心と向き合って欲しいと思います。

 

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