鑑定と人生の転機
ここ1週間で2件の鑑定を終えて、抜け殻になっている鑑定士Hiromiです。
昨日は12時間も眠ってしまいました。。
当サロンはご依頼頂いた時点で、まずご相談内容を予め伺います。
なぜなら、算命学はご相談によって使う占技が違うからです。例えば適職を探す場合は陽占がメインの適職占技、家族問題は六親法など、本当に幾種もの占技があって、それを複数絡めて鑑定します。
そのため、まだ鑑定歴が浅い私が、うろ覚えで間違ったことを言ってはいけないと思い、慎重に慎重を重ね、命式を出してから、あーでもない、こーでもないと色んな角度で見てみたり、様々な可能性を探ってみたり、教科書やノートを読み返してみたり、録音してある講義をもう一回聴いて確認してみたり、資料作りだけでもお一人につき丸1日、考察に丸2日は時間をかけているので、ヘトヘトになります。
でも人一人の人生がかかってますからね、下手なことは言えません。
占いなんて、『当たるも八卦当たらぬも八卦』という姿勢では行っておりません。
そもそも算命学は占いではありませんしね。
算命学で人の人生を変えられるなんておこがましいことは思っておりませんが、変える『きっかけ』または『気づき』くらいにはなって欲しい。
そんな姿勢で挑んだ鑑定当日、来られた時より幾分明るい表情になって帰って行かれるお客様を見るとほっとします。
そんな中で気づいたことがあります。
それは依頼されるお客様が、大運や年運などで、ちょうど切り替えのタイミングに差し掛かっていることが多いということです。
具体的に言うと、大運天中殺の直前だったり、天中殺明けだったり、律音が回ってくるタイミングだったり。ご自身でもご存じの上で依頼される方もいますが、全く知らないで依頼される方もいて、そういう方は、何か肌で微妙な変化を感じ取って鑑定にいらっしゃるのかなと思います。
昔、私自身がお客さんとして算命学の鑑定を受けたときに、
「うちに鑑定依頼されるお客様は、お世辞じゃなくて本当に運がいい」
と鑑定士の方に言われたことがあります。
その時は、
(この人、営業トーク上手いなぁ~)
くらいにしか思いませんでしたが、自分が鑑定側に回ると本当にそうかもしれないと思ったりします。
つまり絶妙なタイミングで、その後の人生に必要な助言を聞けるというのは、それだけで、何か目に見えないサポートを受けているということです。
たぶん、誰かの口からそれを言わせる必要があるから、私はその媒体にたまたま選ばれただけに過ぎないんではないかと思ったりします。
でも選ばれた限りは間違いのないよう力を尽くしますので、安心して来てくださいね。