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厚顔無恥な政治家たち

 

衆院選で落選したにも関わらず、12月3日付で内閣官房参与に就任した自民党石原伸晃元幹事長が10日、辞任する意向を固めたとの報道がありました。

代表を務める党支部新型コロナウイルス禍に雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金約60万円を受給していた件が決定打となったようです。

 

まず、勉強不足で申し訳ないのですが、選挙で負けたのに内閣官房参与になれるのが不思議ですね。橋下徹氏によりますと、内閣参謀参与というのは有識者がなるものだから選挙は関係ないらしいですが、有識者とは一体何でしょうね。

 

私の認識では、医学とか福祉とか流通とか、何でもいいんですけど、その道を一筋に邁進して専門家になった人だというものですが、どうやら永田町ではもっと緩い括りのようですね。

 

私だったら選挙でボロ負けしたのに、何食わぬ顔で要職に就くのは恥ずかしくて出来ないです。

でも、こういう政治家って結構沢山いますよね。

 

何か算命学的な共通点があるのではないかと思い、仮説を立ててみることにしました。

 

真っ先に思い浮かんだのは、牽牛星です。

牽牛星は名を惜しむのが信条で、そこから「プライド」「優越感」「自負心」などが生まれて来ます。

 

だからこの星を持っている人は、人様から後ろ指を差されることや、自分自身の誇りが傷つくようなことは出来ません。

 

ということはですねぇ、何か不祥事や不名誉な事案が発覚しても、平気で表舞台に戻って来るような人は、牽牛星がないのではないかと考え、今までそのような案件があった政治家をざっと調べてみました。

 

まずは、石原伸晃氏。

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(はい、無いですね。しかも思い切り天中殺中、そりゃ復活は無理だわ)

そして、公用車で湯河原の別荘を行き来したり、家族旅行の費用や、家族で行った回転ずしの費用を公費で落としたり、実に情けない、しみったれた横領で都知事辞任に追い込まれた舛添要一氏。

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(この人、最近また表に出てきて、色んな人を偉そうに非難してますが、お前が言うな!)

無いですね。

 続いて、以前にも登場しました、出会い系サイト・ハッピーメールで出会った女子大生を買春したとして、新潟県知事を辞任したハッピー米山こと、米山隆一氏。

(なんと衆議院議員に返り咲きましたが、新潟県民の皆さん、大丈夫ですかぁ?)

 

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(やっぱり無いぞ)

 

厚顔無恥な政治家、で真っ先に浮かんだ3人の政治家をランダムに調べてみて、やっぱり牽牛星はありませんでした。もちろん、たまたまかもしれませんし、人間はそんなに単純なものではないので、それだけが原因ではないと思いますが、一因ではあると思います。

 

 

プライドが無いというのは、別に悪いことではなく、土壇場に追い込まれたときに開き直れるので、大変な強みになります。普通の人だったら、「穴があったら入りたい」と思うような恥ずかしい事実が明るみに出ても、米山氏のように見事に議員に返り咲くこともできます。

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ただ、牽牛星を持っている人や、持ってなくても恥や外聞というものを気にする多くの典型的な日本人からすると、そういう厚顔無恥な人を見ると、「どの面下げて…」と思うのが普通です。

でも最近、全般的に恥の概念が無くなってきた気がしますねぇ。日本は恥の文化なんですけどね。

 

無名の庶民にとっては時にプライドは邪魔になったりしますが、せめて国政を担う政治家は矜持を保って清廉に生きて欲しいものです…

 

なんて綺麗にまとめてみたけど、

 

ま、無理だね!

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