今年天将星が回ってくる人
立春過ぎたのに、記事をUPしていませんでした。
今年の干支は『癸卯』
雨(癸)が草木に降り注いでいるという穏やかな構図ですが、日干甲の人には天将星が回ってきます。
※ご自分の日干は高尾学館のホームページで調べられます。
(生年月日を入れると、別窓に四角い図が出てきますが、それの一番左が日干です)
日干甲の人というのは、全部で6種類ありまして、具体的に挙げると、
甲子、甲戌、甲申、甲午、甲辰、甲寅の人たちです。
何故、甲かというと、甲(木)が一番勢い付くのは、春の真っ盛り(卯)ということで、天将星が算出されます。(めちゃくちゃ簡便に説明してます)
天将星が回ってくると、やる気が漲って来て、何でもできる気がする、やってやるぜ!的な気分になりがちです。
私の日干は甲申ですが、自営業を始めたのは12年前の卯の年、そう、正に天将星が回った年でした。
私の場合は、「何でもできる気がする」というより、「もう雇われるのイヤ!失敗したらしたでいいから、一人で仕事したい」という消極的起業でした。
それでも、命式にも天将星があったからなのか、12年間何とか持ちこたえております。ところが、元々の命式に天将星や他の身強の星が無い人が、年運で回って来た天将星に躍らされて何かを始めても、勢いが続かず、中途半端で終わる可能性が高くなります。
身強の星がなくても成功する人は成功しますが、ただ単に年運の勢いに任せてGo!では危険です。自分一人でやったことならまだマシですが、周りの人を巻き込んでいると、多大なる迷惑をかけるので、慎重になってくださいね。
※ちなみに、甲辰の人は寅卯天中殺なので、無理は禁物。