律音(りっちん)について
本日2月5日は、干支暦でいうと『甲申』の日でした。
正式に書くと、干支は日、月、年と3つありますので、
2021年2月5日は
日干支 甲申
月干支 庚寅
年干支 辛丑
です。
私の日干支(生まれた日の干支)も、甲申です。
このように同じ干支同士を『律音(りっちん)』といって、相性で見たり、後天運の運気を見たりします。
ちょっと余談なのですが、7年くらい前に、難波のビッグカメラにインクカートリッジを買いに行ったときに、凄い偶然がありました。
お目当ての商品を持って、フォーク並びで2人くらい先客が待っている、レジ待ちの列の最後尾に付きました。レジは3台あってそれぞれに店員さんが居ました。まもなく私の番になって、その真ん中の、女性店員さんのいるレジで精算することになりました。
その女性に会計の際、
「ポイントカードお作りしますか?」
と訊かれたので、
「はい、お願いします」
と答えて、渡された申し込み書に生年月日や住所などを記入していると、
「あっ…!」
と驚かれました。
何?と思って顔を上げると
「私の生年月日と同じです!」
と仰るのです。
私も驚きました。
なぜなら、その日の干支は『甲申』、私の日干支と同じで、そんな日にもう一人の『甲申』に、たまたま出会ったのです。甲申が3つ揃っちゃいました。
干支は60種類ありますので、同じ日干支の人に出会う確率は1/60ですが、この店員さんは全く同じ生年月日なので、月干支と年干支も全く同じです。算命学的に同じ命式になる確率は60の3乗分の1で、1/216,000になります。
普通の人は、生きてる間に20万人とは出会わないので、レアな体験ですよね。
その頃はもう算命学を知っていたので、後になって、連絡先を教えて貰えばよかったと思いました。(でもそんなことお願いしたら怪し過ぎですよね…)
自分と全く同じ宿命を持つ人が、どんな人生を歩んできたのか、そしてこれから歩んでいくのか、気になりませんか?
もう一つの人生を垣間見れるようで、私は興味ありますね。
さて、余談が長くなりましたが、この方のように命式が全く同じではなく、
日干支だけが同じという人には、私は過去3人出会ってます。1/60の確率なので、まぁそんなもんでしょうが、交友関係が狭い私にしては、多いなーという印象です。
友達60人もいませんし。。
で、その関係性はどうかといいますと、実はあまり良くないです。
自分自身である日干支が同じなので、理解できてすぐに仲良くなるのですが、同じ世界(職場や学校などの狭い範囲)に、この律音がいると、もう一人同じ人間がいるわけですから、場所の取り合いになります。
また鏡を見てるような状態なので、相手を通して自分の欠点が露になって、げんなりしたりします。自分が意識してない場合でも、相手がライバル視してマウンティングされたりもします。
それで私は疲れてしまって、距離を置くことになるのですが、何故かまた律音の人が表れるのですよねー。
もしかしたら、人の振り見て我が振り直せと、天から言われているのかもしれません。
ちなみ日干支同士でない律音の場合は、相性が良かったりしますが、それはまた別の機会にでも書きます。