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晩年期天将星の厄介さ

コロナで全く会えないので、東京に住む親友としょっちゅうLINEをしています。

私と同じ独身の彼女は、現在仕事を辞めて、70代後半の脚の悪い母親を介護する生活をしているのですが、このお母さんというのがわがまま放題で、娘である友人を女中のようにこき使って、なかなかストレスフルな日常のようです。

 

以前、調べたことがあるのですが、このお母さんは晩年期に天将星があります。

天将星というのは何回も登場してますが、苦労の末にトップに立つ星で、壮年期にあるのが理想です。

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(晩年期に出ると消化しにくい)

 

 

ところが晩年期にあると、『老いては子に従え』という言葉など馬耳東風、いつまでも自分が主役に立とうとします。

 

それでも、老いても矍鑠として、現役で仕事していたり、人の上に立つ立場だったりすれば問題はそれほどない(全くないわけではない)のですが、年相応に老いていると、体は思うように動きません。そうすると、口ばかり達者で、あーしろこーしろと顎で人を使うようになるのですねぇ。

 

彼女の話によると、お母さんは結婚前に腰かけ程度のお勤めを2年くらいしたことがあるらしいですが、あとはずっと専業主婦で来たそうです。天将星女性が核家族で専業主婦なのは、エネルギーが消化できないので基本的にNGなのですが、それに加えて、かなり依存的な性格のようで、約20年前に他界した夫(友人の父親)が存命中は、選挙の時も、誰に投票したらいいかを夫に尋ねるような人だったらしいです。

 

この世代の女性は、女性の自立が難しかった時代なので仕方ないといえば仕方ないのですが、これでは天将星は全く鍛えられませんし、消化も出来ず、陰転まっしぐらですね。

 

その陰転のツケが、娘である私の友人に来ていて大変そうです。

 

実は、私の母親も晩年期天将星なので、もしも絶縁せずに一緒に住んでいたら、私も今の友人のような生活を余儀なくされていた可能性が高く、とても他人事とは思えません。

 

私自身も天将星持ちなので、堪忍袋の緒が切れて、下手したら”事件”になっていた可能性も無きにしもあらずですね。(参考:天将星は一家に一人だけ

 

幸い、友人には天将星はありませんが、それに準じるくらいの強い宿命を持っているので、毎日ケンカしつつも潰れずに済んでいるのだと思います。

 

弱い星の娘や息子が、陰転した天将星の親の面倒を見ようとすると、振り回されたあげく倒れる恐れがありますので、お金を払って他人に任せるのが得策だと思いますよ。

 

 

 

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